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和歌浦図屏風

18th century (Edo period)

堺市博物館
大阪府堺市, 日本

和歌浦は、住吉とともに古くから歌枕(和歌に詠まれる地名・地域)として著名である。また、和歌浦の玉津島神社の衣通姫は和歌の神であり、住吉神・柿本人麻呂とともに和歌三神と称される。
この屏風は、主な景物にある付箋によれば、中央が和歌天神、左端が権現の宮(東照宮)、左上端が紀三井寺、下方が玉津島であり、東照宮の右に突き出た砂州に布引松が描かれる。名所絵一般に見られるとおり位置関係は正確でないが、右端の集落も含めて和歌浦の景物が一隻にまとめられている。なお、左下の二顆の印は「藤原」「土佐光成」と読めるが、古い傷の上に押されており、土佐光成(1646~1710)の偽印である。

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  • タイトル: 和歌浦図屏風
  • 作成日: 18th century (Edo period)
  • 出典: Sakai City Museum
  • 媒体/技法: 6曲1隻/金地着色

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