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遠くから谷間を望み、岩肌を黒々と濡らして勢いよく流れ落ちる滝を描く。山間の清々しい空気が感じられるような大幅である。唐代の役人、宋之問(656?~717)が則天武后の命に応じて詠んだ詩「龍門応制」に、「遠壑初飛百丈泉」の句があり、「壑」(谷の意味)が「叡」となるが、本作の題の典拠と思われる。百丈は約300メートル。
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