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頼朝の追討を受ける身となった義経は、わずかな家来と共に、辛うじて吉野山に逃れることになった。 山はまだ冬。 しかし、吉野の大衆に攻め込まれ危機に瀕した時、側近佐藤忠信は、義経の身代わりとなって戦い、主君の一行を無事に落ち延びさせたのである。 ねぶたは、風雪の吉野山中で義経の鎧甲で身を固めた忠信と、僧兵の大将横河覚範との一騎討ちの場面である。
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