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「模擬六佳撰 小野小町」一陽斎豊国・江戸時代末期(19世紀中頃)

紅ミュージアム

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東京都港区, 日本

右手に珊瑚の玉簪、左手に紅猪口を持つ洗い髪の女性。から背中にかけて覆うように前垂れを掛け、髪垢で着物が汚れないようにしている。
画中左上のこま絵には紅花を描き、『古今和歌集』より小野小町の歌「色見えで移ろふものは世の中の人の心の花にぞありける」を引く。
美人の代名詞小野小町にあやかり、「小町紅」の名で口紅が販売されるようになるのは江戸時代後期以降のこと。美人と紅、両者は当時の紅屋の宣伝戦略上、切っても切れない重要な連想関係にあった。画中右上の文章は、小野小町にまつわる逸話のひとつ「雨乞い小町」と小町紅をかけて、江戸時代後期の戯作者柳亭種彦の門人種員(たねかず)(1807-1858)が書いたもの。

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  • タイトル: 「模擬六佳撰 小野小町」一陽斎豊国・江戸時代末期(19世紀中頃)
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