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左手に紅猪口、右手に紅筆を持ち、真剣な面持ちで紅を点す遊女。下唇が緑色に彩色されている。これは、1804-1829年間(文化・文政期)の一時期に流行した化粧である。これを笹紅といった。この名は、玉虫色の紅を下唇にのみ厚く塗り重ねると、笹の葉の色に近い発色をすることに由来する。
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