日比野克彦アートコミュニケーション作品《Such Such Such》

日比野克彦のアートコミュニケーション作品《Such Such Such》は、ひとつの鑑賞のかたちです。

「ナンヤローネアートツアー」の様子3(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

作品を見て感じたことを、言葉ではなく物に置き換えたり、スケッチしたりして探ります。教育普及のプログラムでは、《Such Such Such》の考え方を大切にして「作品を見る・感じる・表現する」活動を展開しています。

作品コンセプト(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

「日常の中で私たちはいつもかんじている。 その感じていることは、正しいのかどうかはわからないけれど、感じている私がいるのは確かなこと。 私じゃない人も感じているのかな。 人によって感じ方はきっと違うだろう。 正しい感じ方ってあるのかな。

美術館で作品と向き合った時に 自分が感じていることを言葉ではなくて、「あんな感じ、こんな感じ、そんな感じ」って物を通して自分の感じを探していると自分の感じている感じが見えてくるような気がする。」 日比野克彦

美術館ロビーから始めます(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

《Such Such Such》が2016年にスタートしてから多くの方が参加し、たくさんの表現が生み出されてきました。岐阜県美術館のロビーでは、いつでも、だれでも体験することができます。

“Such Such Such”活動の様子(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

How to 《Such Such Such》? 
体験のながれを紹介します。

“Such Such Such”コネクターボックス(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

美術館ロビーにある《Such Such Such》のコーナーへ。まずは木の箱をひとつ手にとろう。岐阜の素材である東濃桧で作られています。

コネクターボックスには地図が入っています(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

箱の中には、美術館の地図が入っています。地図を手がかりにして、作品を探しに行ってみましょう。

作品をじっくり鑑賞します(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

作品の前についたら、まずはじっくり鑑賞してみましょう。「どんなものが表現されているかな?」「気になるのはどんなところ?」。作品を見ながら、「何かを感じている私」がいます。

“Such Such Such”コネクター(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

作品の近くに、「もの」がたくさん並んだテーブルがあります。「自分が感じたことに近い感じがするな」と思うものをひとつ選んで、木の箱に大切に入れてください。このように、作品と自分が感じたことをつなぐものを「コネクター」と呼びます。

自分と作品をつなぐコネクターを選んでみよう(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

地図を手がかりに、3つの作品をめぐります。1つの作品につき、1つのコネクターを選んでください。最初は空っぽだった箱の中が、なんだか賑やかになりました。箱の中には、今日見た作品が表れているのでしょうか。それとも、今日の自分が表れているのでしょうか。

コネクターをヒントに作品をみたときの気持ちをスケッチしてみよう(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

ロビーにある「WORK SPACE」に移動します。まずは、目をつむって深呼吸。コネクターを手がかりに、作品を見たときに「感じたこと」を思い起こしながら、色鉛筆でスケッチをしてみます。

完成したスケッチはかざってみよう(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

完成したスケッチは、「SHOW ROOM」に飾ります。みんなの作品も見てみよう! 自分が感じたことと、似ていることや、違っているところはあるでしょうか。「かんじる」って、ナンヤローネ?

「ナンヤローネアートツアー」の様子1(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

岐阜県美術館の教育普及係が開催する「ナンヤローネ アートツアー」では、《Such Such Such》をいろいろな人と一緒に体験します。 だれかと一緒にやってみることで、作品に対する感じ方の違いを、楽しく体験することができます。

「ナンヤローネアートツアー」の様子2(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

「ナンヤローネ アートツアー」では、展覧会の内容に合わせて、スペシャルなコネクターが出現することもあります。
ナンヤローネ アートツアー」について 

「ナンヤローネアートアクション」の様子(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

ナンヤローネ アートアクション」では、様々な素材を使った表現に挑戦してみましょう。 

#SuchatHOMEの様子1(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

「ナンヤローネ オンライン」で配信している「#SuchatHOME」では、お家にあるものを使って《Such Such Such》を楽しむことができます。ぜひあなたのお部屋で、岐阜県美術館のプログラムを体験してみてください。 

#SuchatHOMEの様子2(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

「#SuchatHOME」は、オンラインワークショップとして開催もしています。アートコミュニケ―ター「~ながラー」と一緒に、日本の様々な地域にいる人々と、美術館の作品を鑑賞して、スケッチをつくりました。
#SuchatHOME ~ながラーとミュージアム・ミーティング!」アーカイブ 

「ナンヤローネアートツアー」の様子3(2020) - 作者: 日比野克彦出典: “Such Such Such”

岐阜県美術館に来たら、ぜひあなたも《Such Such Such》に挑戦してみてください!

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