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17世紀前半の洛東・洛北一帯を描く洛中洛外図のひとつ。元和年間(1615-24)の制作と考えられる。1612から1613にかけて完成した高瀬川が描かれている。東山ひときわ目立つ堂宇は方広寺大仏殿で、寛政10年(1798)に落雷で焼失する以前の威容を伝えている。
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