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縁起

山本作兵衛1965-03

田川市石炭・歴史博物館

田川市石炭・歴史博物館
福岡県田川市大字伊田2734-1, 日本

昔のヤマ人
地下の作業である関係上、縁起を担ぐことはいがめない(多)。死葬を黒不浄と云い
 女の月経(セイリ)を赤不浄と言うて嫌い妻が出産しても三日は休む、
(一)坑内で笛を吹奏する事はまかりならぬ、これは非常、変災の時 竹笛を吹鳴らして知らせていたと言い、今でもサイレンのなるのは非常である如く、中でも口笛を最も嫌う。明治三十年代、口風琴 クラリオネットが流行した。
(二)拍手も禁、柱のカミサシが重圧(ニ)で割れる音がきこえぬ(ま違える)からである 又パチパチと響くからでもある
(三)頬被り ホゥカブリ 耳をふさぐからで 重圧によって柱やカミサシの裂ける前兆がわからぬからである、
(四)猿を嫌う顔と尻が赤いからではない。 
ヤマの人はサル、サル、と言いなサルときらいなサル。
猿の話しは別紙サルまわしで詳しく記す、

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  • タイトル: 縁起
  • 作成者: 山本 作兵衛
  • 作成日: 1965-03
  • 作成場所: Japan
  • 実際のサイズ: 38.0㎝x54.3㎝
  • タイプ: 絵画
  • 権利: (c)Yamamoto Family
  • 媒体/技法: 水彩画
  • 支持体: 画用紙
  • 描かれている場所: Chikuho region,Japan
田川市石炭・歴史博物館

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