ガンプン サンプ 世界一微細に粉砕した石の粉
日鉄稲築鉱も大正末期まで炭塵ガス予防策として、切羽払いあとに散水(霧吹)をしていたが、これは各所に夥しい配管(パイプ)と数名のキカイ夫が必要で莫大な資本がいる、 その上作業も困難であった。 昭和になって岩粉を散ぷする事になった、 地下直2百メートル以上になると 切羽が乾燥して微粉(炭塵)の積りが多い ましてサクガンキを使用すれば尚更の事、 此の点小ヤマの浅層炭は水が多くて足に水虫ができて 坑夫を悩ましておる位であった。 (小ヤマは冷い、大ヤマは暑い。)
坑内の切羽に水分のない所を、すべてカラシキ と言う
噴霧器