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人気役者達の夏の姿をとりあげたシリーズのうちの一枚。素顔でくつろぐ、若々しい七代目市川団十郎(1791-1859)を描く。舞台衣裳や小道具にもこだわりが強かったと伝えられている団十郎の性格が、着物や煙管、根付に散らされた成田屋の紋の三升(みます)紋だけでなく、帯や懐中の紙入れ、手に持つ煙草入れに施された鯉や龍といった、同シリーズの他の役者達とは異なる派手な装飾品からもうかがえる。画中文字:「市川三升」(解説:倉橋正恵)
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