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四条派全盛の上方にあって、田中訥言(1767~1823)は土佐光貞に学んで大和絵を研究し、復興大和絵の祖と称される。寛政元年(1789)の新内裏造営にあたっては、障壁画の制作に携わった。 本図は櫃の上に置かれた飾り鎧を描く何の変哲もない絵であるが、鎧の胴や威の糸、あるいは櫃の蒔絵などを円山四条派とはまた異なる精密な筆致で描く。 「おとき」なる人物に宛てた浮田一蕙の書状が添い、箱表「かさりよろひの図」、同裏「先師訥言翁真跡 辛亥春日一蕙観」の箱書も一蕙筆。
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