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画面奥へと山並みの続く広大な景色を捉えた大幅の山水図。杖をつきながら橋を渡る高士が向かうのは、中景に見える山中の楼閣であろう。山容をジグザクと左右交互に配し、霞をたなびかせることで奥行きを表現している。群青や緑青の色彩の中にわずかに見える鮮やかな朱葉により画面に秋気の漂う、透明感溢れる気宇壮大な作品である。
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