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大正末から昭和にかけて隆盛した芸術写真の時代を代表する写真家・塩谷定好。島根半島の多古鼻を撮影した《村の鳥瞰》は、生涯にわたり山陰を撮り続けた塩谷の代表作である。急な斜面に建つ家の屋根が、様々な方向を向き、キュビスムの手法を取り入れた前衛的な表現となっている。同時に、自然の心を自らの心と重ね合わせて写すという塩谷の心情が吐露された抒情あふれる作品となっている。
美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます