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柳川藩7代藩主、立花鑑通所用の兜。兜鉢の正面に銀の兜巾(修験道の山伏がかぶる小さな頭巾)を付け、後方には長大な、利剣(切れ味鋭い剣、という意味と煩悩や悪魔を打ち破る仏の智という意味をもつ)を模った後立を立てる。変わり兜にはこのような神仏の加護を念じるようなモチーフがしばしば使われる。利剣の後方には髷状の犛牛の束ね毛を装着している。
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