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三角縁二神二獣鏡

不明3-4th Century

京都国立博物館

京都国立博物館
京都市, 日本

愛知県犬山市東之宮古墳出土から出土した三角縁神獣鏡。三角縁神獣鏡は日本の古墳時代前期の古墳から出土する銅鏡の一種である。直径が20センチメートルを超える大型の鏡で、周縁の断面が三角形に尖っているのが特徴である。鏡面はやや凸面をなす。文様のある背面には中心に紐かけのつまみをもち、文様帯には半肉彫りの神像と獣像とを交互に配置するのが通常である。この鏡は東之宮古墳から出土した銅鏡11面のうちの1面で、文様も精良であり三角縁神獣鏡を代表するものといえる。「天」「王」「日」「月」という漢字の銘文をもつ。中国鏡の伝統を受け継ぎながらも中国本土では出土しない型式であることもあいまって学界には三角縁神獣鏡の製作地に関する議論が存在する。日本古代史のなかで重要な遺物のひとつである。

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