読み込んでいます

カシミア・ショール

1850-60年代

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

第二帝政時代(1852-70)に流行した大判のカシミア・ショール。クリノリンが次第に巨大になっていくとコート代わりとしてショールの身に着け方が女性の上品さを示す指標にもなった。アルフレッド・ステヴァンスの《私と一緒に出かける、フィッド?》(1859年)やモネの《ゴディベール夫人》(1868年)にも描かれている。カシミア・ショールは後のバッスル・スタイルの時代にはヴィジットと呼ばれるコート布地や室内着の素材となる。やがて調度品のカヴァーなど室内装飾に用いられるようになり、19世紀に西洋で一大産業として隆盛したこの産業は廃れていくことになる。

一部のみ表示もっと見る
  • タイトル: カシミア・ショール
  • 作成日: 1850-60年代
  • 作成場所: フランス
  • 実際のサイズ: 165cm (length) / 386.5cm (width)
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Taishi Hirokawa
  • タイプ: アクセサリー
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: 赤など多色のペイズリー柄のカシミア・ショール。長方形、両端にフリンジ付き。
京都服飾文化研究財団

アプリをインストール

美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます

ホーム
発見
プレイ
現在地周辺
お気に入り