読み込んでいます

生命樹文様刺繍

不詳Late 19th century - Early 20th century

福岡市美術館

福岡市美術館
福岡市, 日本

樹木は洋の東西を問わず、神・宇宙・生命(豊饒)の象徴として、祭祀具や儀式用の布などに表現されてきました。このスマトラ島ランプンの壁掛も、婚礼など重要な通過儀礼に用いられます。三角の山に根を下ろす生命の樹は、インド染織の影響を感じさせます。縁取りの花唐草文様は中東が起源であり、赤い毛織物はヨーロッパからもたらされたもの。赤と黒の組み合わせは、中国文化を思わせます。三角のプチュック・ルブン(竹の子文様)は、インドネシア起源です。この壁掛1点で、さまざまな文化が、交通の要衝であるスマトラ島で融合したことを示す興味深い作品です。

一部のみ表示もっと見る
  • タイトル: 生命樹文様刺繍
  • 作成者: 不詳
  • 日付: Late 19th century - Early 20th century
  • 実際のサイズ: w69 x h142 cm
  • Materials and Techniques (Japanese): 毛織物、刺繍糸、 撚金糸、雲母片
  • タイプ: 染織
  • 媒体/技法: Wool, embroidery silk, gold-wrapped thread, mica insertions
福岡市美術館

アプリをインストール

美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます

ホーム
発見
プレイ
現在地周辺
お気に入り