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菊に猫図

真村蘆江江戸時代、18世紀後半

神戸市立博物館

神戸市立博物館
神戸, 日本

 筆者の真村蘆江(1755〜95)は、長崎の人で、絵を熊斐に、続いて来舶清人の方西園から学んだ。その数少ない遺作は方西園風の水墨・淡彩のものが大半で、本図のように沈南蘋・熊斐からの強い影響をうかがわせる濃彩画はまれにしか現存していない。荒々しさが目立つ水墨作品とは対照的に、本図では抑制の効いた筆致と色彩で対象を精緻に描き込んでいる。
 なお、蘆江に学んだ絵師として、『長崎画人伝』を著した渡辺鶴洲(1778-1830)がいる。

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  • タイトル: 菊に猫図
  • 作成者: 真村蘆江
  • 作者の生存期間: 1755 - 1795
  • 作者の国籍: Japan
  • 作者の性別: male
  • 日付: 江戸時代、18世紀後半
  • 実際のサイズ: w42.5×h125.4cm
  • タイプ: Painting
  • 媒体/技法: 絹本著色
神戸市立博物館

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