読み込んでいます

花鳥螺鈿描金盒子

不詳14th century

福岡市美術館

福岡市美術館
福岡市, 日本

螺鈿と漆絵を併用して、花鳥が精緻に描かれた盒子です。毛彫りを施した細やかな螺鈿技法で主な部分を表現し、輪郭や岩などには金漆を、竹葉や天苔には彩漆を用いています。器の最上部の天板には地上に憩う番の鶏と雛の姿を、その下の斜面部には鷺や鴛鴦、鴨が群れる蓮池の水面、さらにその下の側面には魚や蟹、藻など水中の様子を描いています。器形と地形を一致させた、心憎いモティーフ配置です。文様の構成、モティーフ、技法から漆工芸が最高に発達した元時代の作と考えられますが、そのなかでも保存状態が極めて良い、貴重な作例です。

一部のみ表示もっと見る
  • タイトル: 花鳥螺鈿描金盒子
  • 作成者: 不詳
  • 日付: 14th century
  • 実際のサイズ: h11 cm
  • Materials and Techniques (Japanese): 木胎漆塗螺鈿
  • タイプ: 漆工
  • 媒体/技法: Lacquered wood
福岡市美術館

その他のアイテム

アプリをインストール

美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます

ホーム
発見
プレイ
現在地周辺
お気に入り