次の場所
関連コンテンツを見る
「初音の調度」は、寛永十六年(一六三九)九月二十二日、三代将軍家光の娘千代姫(一六三七~九八)が、尾張徳川家二代光友に婚嫁する際持参した調度で、室町時代以来の蒔絵師である幸阿弥家十代の長重が製作に携わった。『源氏物語』第二十三帖「初音」にちなむ意匠の〝初音蒔絵〟の調度四十七点のうち化粧道具や手回り品などを入れるための大角赤手箱である。
美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます