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「安永七年御道具改御帳」の記述には、宗茂が朝鮮陣中に自らの袖を家臣の小野喜八郎(成幸)へ与えたところ、今度は小田部新助(統房)が宗茂に袖を進上したとある。この大袖の金物には小田部家の家紋である「三つ星二引両」紋がすえられており、この記述と符合する。小田部家ではこれを吉例とし、明和年間(一七六四〜七二)にも藩主へ大袖を献上したことが、安政四年(一八五七)の御道具帳に記されている。
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