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デイ・ドレス

クリスチャン・ディオール1949

島根県立石見美術館

島根県立石見美術館
益田市, 日本

1947年、第二次世界大戦後のパリでデビューしたばかりのクリスチャン・ディオールは、ウエストをしぼったャケットにたっぷり広がったスカートをくみあわせた、懐古的でエレガントなスタイルのドレスを発表する。これは「ニュー・ルック」と名付けられ、世界中の女性に熱狂的に受け入れられた。このスタイルの流行は、パリのオートクチュール復興の契機ともなった。
ディオール(1905-1957)による、このシックなスーツは、その「ニュー・ルック」のシルエットを引用したものである。なだらかな肩の線や、くびれたウエスト、たっぷりと折り返す袖口、上質のやわらかなウール地を贅沢に用いた「ニュー・ルック」スーツは、「女性らしさ」を強調するもので、第二次大戦中に着られたいかり肩に細身のシルエットの女性用スーツとはあらゆる点で異なっていた。彼の提案したエレガンスは、続く50年代のパリおよび西欧を中心としたファッションの方向性を決定づけるものでもあった。

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  • タイトル: デイ・ドレス
  • 作成者: クリスチャン・ディオール
  • 作者の生存期間: 1905/1957
  • 日付: 1949
  • タイプ: 黒のウール。厚みのある開襟カラー。ジャケットに飾りポケット。巻きスカート。
島根県立石見美術館

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