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デイ・ドレス

1875年頃

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

合成染料に特有の鮮やかさを持った青色のドレス。イギリスの化学者ウィリアム・パーキン(1838-1907)が1856年に発明したアニリン染料をきっかけに、合成染料の鮮やかな色彩は人々の心をとらえ、19世紀後半、高級なオートクチュールからより一般的なモードにまで急速に広がっていく。青色はリヨン・ブルーやアルカリ・ブルー、合成インディゴなど多種の合成染料が生み出された。
ルノワールは《パリジェンヌ》(1874年)で、この青とよく似た色のドレスを着たモデルを描いている。マネ、モネ、ティソら色彩を新しい視点で捉えようとした画家たちも、それまでには見られなかった新しい色彩のモードを生き生きと表現している。

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  • タイトル: デイ・ドレス
  • 作成日: 1875年頃
  • 作成場所: イギリス
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
  • タイプ: ドレス
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: 青のウール・ツイルのワンピース・ドレス。オーバースカート付き。前身頃やオーバースカートの裾などにプリーツと黒い絹ベルベットのリボンの装飾。
京都服飾文化研究財団

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