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ディナー・ドレス

シャルル・フレデリック・ウォルト(House of Worth)1883年頃

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

サテンとカット・ベルベットの縞柄に加えて、カット・ベルベットとアンカット・ベルベットによって陰影をつけた薔薇の葉のモチーフを散らしたドレス。複雑な技法によって織られた重厚さのある美しい素材は、リヨン製絹織物の技術の高さを物語っている。ドレープを寄せたエプロン状のオーバー・スカートやトレーンが、バッスル・スタイルのこのドレスをいっそう格調高く演出する。
ウォルトは、リヨン製絹織物をドレスにふんだんに使用した。当時のヴォリュームのあるドレスに惜しげもなくたっぷりと使われたリヨンの絹織物は、最新流行のモードとして世界各地へ送り出された。リヨンは技術面や芸術面において他の生産地を制し、パリ・モードの素材供給地として確固たる地位を築いた。

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  • タイトル: ディナー・ドレス
  • 作成者: シャルル=フレデリック・ウォルト
  • ファッション ハウス: WORTH 7, RUE DE LA PAIX. PARIS
  • Label: WORTH 7, RUE DE LA PAIX. PARIS
  • メーカー: ウォルト
  • 作成日: 1883年頃
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
  • タイプ: ドレス
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: ワイン・レッドの絹サテンとカット・ベルベットのストライプ。薔薇の葉のモチーフはカット・ベルベットとアンカット・ベルベット。ツーピース・ドレス。袖口にチュールとリボン飾り。エプロン状のオーバー・スカート。
京都服飾文化研究財団

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