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白い化粧土が乾かないうちに鉄釉を落とし、皿を動かして不定形の文様を表す「墨流し」という技法で柳の幹を表現し、枝、葉、蛙を筆で描き足しています。この図柄は、平安時代の能筆家として知られる公家の小野道風(おののとうふう 894~967)が、柳の葉に飛び付こうとする蛙の姿を見て、努力の大切さを悟ったというエピソードに基づいています。江戸時代前期の作。
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