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内湾気味の立ち上がり部に、外反する口縁部が付く盤。線刻で、底部内面に五爪の団龍文、波濤文、雲文、外面に五爪の飛龍文が描かれている。青緑色がかった透明釉が全面に施釉された後、龍文と雲文の部分は釉が拭き取られ、焼成されている。露胎の龍文と雲文は淡いオレンジ色に発色し、波濤文は釉下にうっすらと浮かび上がっている。底裏には、ニ重圏線内に3字2行の青花銘。
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