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胴丸は、本来大鎧と異なって兜・大袖を伴わない軽装の甲冑として用いられていたが、室町時代になると次第に兜・大袖を具備して武将の間でも多く使用されるようになった。その遺例には室町時代のものが多いが、完存のものは数少ない。本件は兜・大袖が完備するとともに、製作優れ、全体に整った作である。松浦家世伝によれば、大友宗麟が松浦鎮信【しげのぶ】(一五四九〜一六一四)に贈ったものという。
国指定文化財等データベース(文化庁) より
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