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1880年代後半、バッスルが縮小し、ドレスのシルエットが簡潔になる傾向を示す作品。スカートの後ろ腰はバッスル・スタイルの名残を残しつつも、極端なフォルムは姿を消し、シンプルなラインへ変化していった。ボディスには15本のボーンが裏打ちされ、美しいシルエットを作っている。朝顔が織りだされたテキスタイルはリヨン製。朝顔のモチーフは、当時流行のジャポニスムの流れとして捉えられるが、ウォルトとリヨンの絹織物業者が新たなデザイン・ソースとしてジャポニスムに視線を向けていたことがうかがえる。
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