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ドレス[左] ドレス[右]

ティア・ポーター[左] バーバラ・フラニッキ[右]1970年頃[左] 1971年[右]

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

1960年代に「スウィンギング(いかした)・ロンドン」という言葉を流行させた若者文化の発信都市、ロンドンのデザイナーたちの作品である。懐古趣味的なビショップ・スリーブに見られるように、現実社会から逃れて過去や異国を想わせる服が、ロンドンを中心とした若者のストリート・ファッションで注目されていた。
右は「ビバ」(1963-76)のドレス。バーバラ・フラニッキの伝説的なブティック、ビバは、カジュアルで買い易い価格のをデザインし、ロックをすさまじい音量で店内に流す若者向けブティックの先駆けであった。ロンドンの若者文化を体現する「ビバ」は、古着を着こなす若者たちの動きを先取りし、70年頃には懐古的な「レトロ・シック」なファッションを打ち出し、世界的に高い人気を得た。
左はシリア生まれのティア・ポーター。67年頃からロンドンで本格的に服のデザインを始め、中東、インドなどの、エスニックな素材や装飾を重視し、ヒッピー的な志向性のもとに作品を展開した。

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  • タイトル: ドレス[左] ドレス[右]
  • 作成者: ティア・ポーター[左] バーバラ・フラニッキ[右]
  • ファッション ハウス: thea porter london[左] BIBA[右]
  • Label: thea porter london[左] BIBA[右]
  • メーカー: ティア・ポーター[左] ビバ[右]
  • 作成日: 1970年頃[左] 1971年[右]
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
  • タイプ: ドレス
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: 黄色地に赤のストライプ織のインド木綿のワンピース・ドレス。オレンジの木綿にミラー・ワークを施した装飾。ブルーの別珍をアップリケ。[左] 花柄のプリントを施したベージュ・ピンクのヴィエラのワンピース・ドレス。大きなスクエア・カットのネックライン。共布のベルトを縫い留め。[右]
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