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ドレス(ローブ・ア・ラ・フランセーズ)

1765年頃

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

軽快優美、自由奔放といったロココ的な好みを示したドレス。本品のテキスタイルは、解(ほぐ)し織りの一種、シネ・ア・ラ・ブランシュ。水に濡れて滲んだようなこの織物は、織る前にあらかじめ模様を染めた経糸で模様を織りだしていく。この技法は高度で難しく、大柄のシネは当時のヨーロッパではリヨンだけで製作された。シネは高価な夏用の素材として18世紀中頃に流行し、多くがタフタなどの軽いに仕上げられた。その軽快な風合いとパステル調の色使いに特徴が見られ、ルイ15世の愛妾ポンパドゥール夫人が愛用したことから、しばしばポンパドゥール・タフタとも呼ばれる。

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  • タイトル: ドレス(ローブ・ア・ラ・フランセーズ)
  • 作成日: 1765年頃
  • 作成場所: フランス
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Toru Kogure
  • タイプ: ドレス
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: 水色に花づな模様のカルトゥーシュの中に花束模様を配置したリヨン製絹シネ。立体的にふくらませた共布の縁飾り。2段のパゴダ型袖。共布のストマッカーとジュップ。
京都服飾文化研究財団

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