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ドレス(ローブ・ア・ラ・フランセーズ)

1750-55年頃

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

本品は背襞が裾まで続くローブ・ア・ラ・フランセーズである。ドレス全体には幾何学模様と草花模様が、表と裏布の間に綿とコードを挟み込んだ繊細なキルティング・ステッチによってあらわされている。ステッチによる凹凸の陰影は、単色使いの絹サテンに豊かな表情をもたらしている。
キルティング技法は、非公式な場で着装された18世紀のペティコートに多く残されている。しかし、本品はドレス全体にキルティングを用いた希少な例である。本品の類例はロンドン博物館の収蔵品(AC89.56)にみられ、その作品は細かなモチーフを表現する高度な技法から、公式な場でも着装されたとされている。

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  • タイトル: ドレス(ローブ・ア・ラ・フランセーズ)
  • 作成日: 1750-55年頃
  • 作成場所: イギリス
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, Photo by Takashi Hatakeyama
  • タイプ: ドレス
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: 黄色のサテンに菱形などの幾何学模様、草花模様などをキルティング。背襞付き。
京都服飾文化研究財団

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