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翠柳芙蓉白鷺小禽図

諸葛監江戸時代 明和2年(1765)

神戸市立博物館

神戸市立博物館
神戸, 日本

 筆者の諸葛監(しょかつかん)(1717~90)は、江戸の人。長崎へ行くことなく、独学で南蘋風を学んだ絵師。裕福な家に生まれたが、家産を破るほど古画を集め制作に熱中したと伝えられている。中国画に忠実なあまり、独自性が見られないなどと酷評されるほど、その実際の作品は日本人離れした神経質と粘着質に満ちている。それでも本図は、全体の色彩構成や構図に抑制が効いていて、その執拗な描写が良い意味で際立っている。宋紫石に先立つ、江戸南蘋風花鳥画の優品として貴重。款記は「乙酉孟冬湖南諸葛監写」、白文方印「者葛監印」朱文方印「思文氏」を捺す。

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  • タイトル: 翠柳芙蓉白鷺小禽図
  • 作成者: 諸葛監
  • 作者の生存期間: 1717 - 1790
  • 作者の国籍: Japan
  • 日付: 江戸時代 明和2年(1765)
  • 実際のサイズ: w52.7 x h133.4 cm
  • タイプ: Painting
  • 外部リンク: 「翠柳芙蓉白鷺小禽図」の日本語情報
  • 媒体/技法: 絹本著色
神戸市立博物館

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