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大岡雲峰(1765-1848)は幕府の旗本ながら、谷文晁門の鈴木芙蓉の高弟であった文人画家。歌川広重の師としても著名。古来、名所として名高い近江八景を、四幅対の画面をよく活かし、季節感も加味して、琵琶湖を眼下にした広大な空間を作り上げる。ただ、現実の位置関係とは異なるところも見え、近江八景の姿を借りた一種の理想郷を描いたものともいえようか。
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