読み込んでいます

枇杷金鳩図

董九如江戸時代 天明4年(1784)

神戸市立博物館

神戸市立博物館
神戸, 日本

 董九如(とうきゅうじょ、1745~1802)は、宋紫石に学んだ絵師で、実は井戸弘梁という旗本。家禄は500石で西之丸御小姓組を勤めた。住居を黄蘆園と称したり、書画古器を多く収集するなど、かなり風流な生活をおくっていたようである。本図では、でっぷりとしたつがいのキンバトなど、宋紫石譲りのモチーフも見られるが、師の軽快且つ瀟洒な作風とは対照的に、細部描写の執拗さ、濃厚な色彩感覚、重々しい構図の安定感など、中国絵画に先祖帰りしたかのような雰囲気も併せ持つ。江戸シノワズリーのひとつの極致ともいえる作品。

一部のみ表示もっと見る
  • タイトル: 枇杷金鳩図
  • 作成者: 董九如
  • 作者の生存期間: 1745 - 1802
  • 作者の国籍: Japan
  • 日付: 江戸時代 天明4年(1784)
  • 実際のサイズ: w56.3 x h127.2 cm
  • タイプ: Painting
  • 外部リンク: 「枇杷金鳩図」の日本語情報
  • 媒体/技法: 絹本著色
神戸市立博物館

アプリをインストール

美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます

ホーム
発見
プレイ
現在地周辺
お気に入り