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イヴニング・コート

ジャンヌ・パキャン1912年夏

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

一枚のによるシンプルな裁断で作られたショール風のコート。中央に入った切り込みと衿ぐりの黒のシフォンの装飾が、羽織る時に抜き衣紋風の衿を作る。美しさと着心地の両立を求めたデザイナー、ジャンヌ・パキャンらしい一品。
1910年から13年頃にかけて、多くのメゾンが、後ろ身頃にたっぷりとゆとりを持たせたコートを発表している。それらによく見られるのは、日本の着物の抜き衣紋を意識したような衿足を見せるデザインであった。

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  • タイトル: イヴニング・コート
  • 作成者: ジャンヌ・パキャン
  • ファッション ハウス: Paquin PARIS 3 Rue de la Paix LONDON 39 Dover Street ETE 1912
  • Label: Paquin PARIS 3 Rue de la Paix LONDON 39 Dover Street ETE 1912
  • メーカー: パキャン
  • 作成日: 1912年夏
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Richard Haughton
  • タイプ: ドレス
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: ブルーの絹シャルミューズと黒の絹シフォン。後ろ身頃に日本風の花と水紋の刺繍。
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