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胴の5箇所に縦筋をいれて瓜形にし、把手は、蔓を模したようにみえる。把手の根元は3箇所に別れて、付け根には、型押しで作った六弁の花文をそれぞれ3箇所に貼り付ける。短い注口が付き、蓋にも同様に、型押しされた六弁の花文が付く。定窯系の技術で製作されたと考えられる水注だが、現在のところ、この形の水注は、遼の地域の墓からの出土が知られているため、遼国内で使用された可能性が高い。
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