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海屋の詩に、日根対山が絵を添えた対幅。対山の絵は、海屋の死の翌年、元治元年の夏に描かれた。海屋は、西湖の柳を題として春の風趣を詠んでいる。西湖は古来文人が憧れた景勝の地。それに対して、対山は場所を限定するモチーフを描かず、青々とした柳の木陰で釣糸を垂れる2人を描く。釣りを描いたのは、漁人の絵を好んだ師、海屋へのオマージュだろうか。
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