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淀殿は豊臣秀吉の側室で、大坂夏の陣で徳川家康に敗れ、息子の秀頼とともに自害。この扇面には金銀の箔があしらわれ、芦の図様が描かれた上に、和歌が記されている。「住吉の岸による波よるさへやゆめのかよひ路人めよくらむ」。三溪園内の建造物「臨春閣」(重要文化財)は三溪が入手した当時、秀吉の遺構と考えられていたため、秀吉に関連する調度等を臨春閣に設えており、この扇子もそこに収納されていた。
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