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右隻から左隻へと春夏秋冬の季節の移り変わりを描いた四季山水図である。江戸狩野の総帥として活躍した常信が描いた水墨山水で、画面全面に金砂子(きんすなご)を散らして装飾性を加えている。常信の活躍により狩野家は、以後世襲的な地位を確立した。
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