読み込んでいます

四耳壺(丹波)

不明室町時代

埼玉県立歴史と民俗の博物館

埼玉県立歴史と民俗の博物館
さいたま市大宮区, 日本

丹波焼は兵庫県篠山市周辺で焼かれた陶器で、立杭焼ともいわれる。平安時代の須恵器の系譜を引くとといわれ、六古窯の一つ。平安時代末頃に起こり、窖窯での焼成による灰かぶりと呼ばれる自然釉を特徴とする。中世にはロクロによらない紐づくりを専らとした。この壺は焼き締まった器肌の上に黄緑色の自然釉がかかり、肩には一茎の草花文とみられる線刻が施されている。ゆったりとした撫肩の姿に端正で小さな口縁が立ち上がる。やさしくおおらかな中世丹波窯を代表的する壺といってよい。

一部のみ表示もっと見る
埼玉県立歴史と民俗の博物館

アプリをインストール

美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます

ホーム
発見
プレイ
現在地周辺
お気に入り