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義人 権太夫

諏訪 慎、ねぶた愛好会2009-08-02/2009-08-07

青森ねぶた祭

青森ねぶた祭
青森市, 日本

 いまから500年ほど前。岩木川の水を引いた杭止という用水の取り入れ口があった。ある年の、田植え時期、村人たちが水を引こうとして杭止堰にいったところ、大雨により崩れた土砂が、取り入れ口をしっかりふさいでいた。
 懸命の復旧作業も、度重なる事故が相次ぎ、作業は一向に進まなかった。
 それを見た堰神の神官・権太夫は、村人の難儀を救おうと自ら杭止堰の取水口に立ち「われ今は一命を捨て、水神 願わくば志を受納し垂れたまえ」と祈り、わが身を杭に打たせて水底に沈んだ。それ以来堰は崩れることはなかった。
 村人たちは、権太夫に深く感謝し、「義人・権太夫」と崇め、杭止神社を建立し、厚くその霊を祀ったという。
 いまも大久保(岩木町)の用水取り入れ口に「義人権太夫」の碑が建てられている。

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  • タイトル: 義人 権太夫
  • 作成者: 諏訪 慎、 ねぶた愛好会
  • 日付: 2009-08-02/2009-08-07
  • 所在地: 青森市
青森ねぶた祭

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