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文政5年秋に柳川の文人たちの詩文を集めて巻子に仕立てたものであり、そこに素峯の画が添えられている。中秋賞月は、扇面を繋いで巻子装としたもので、各扇交互に詩文と素峯の画が配されており、15の様々な身分や職業の家から観る月を詠んだ詩に、その情景の画を添えるという趣向の作品である。ここに描かれた場面は、大名邸から観る月も、貧者の庵から見る月も同様に枯淡の味わい深く描かれている。
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