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二直菴は堺曽我派の祖・曽我直庵の子と伝えられ、画鷹の名手として知られた。画面両端から枝を伸ばす梅の枝先に、羽の模様まで緻密に描いた鷹を向かい合うように配している。背景に引かれた金泥により、画面には明るい光と茫洋とした大気が満ちているようだ。簡潔で明快な幾何学構図は、寛永期(1624~1644)の障屏画に多く見られる特徴である。
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