読み込んでいます

歳寒二友図

貫名菘翁Dated 1841

堺市博物館
大阪府堺市, 日本

64歳の夏の作。水仙の花びらは、青緑色で淡く彩り、みずみずしさを表している。
文人画では、漢字の音通などを用いて寓意を示す「謎語画題」が好まれた。南天と水仙は、天仙(天上の仙人)を象徴する。さらに水仙は、そのの形にちなみ、「金盞銀台」(盞は、さかずきの意味)の異名を持つ。本作には、海屋自作の七言絶句が賛として記されるが、結句の「金杯只合勧詩家(金杯は、詩人に酒を勧めるのにふさわしい)」等、これらの寓意を踏まえているのであろう。

一部のみ表示もっと見る

アプリをインストール

美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます

ホーム
発見
プレイ
現在地周辺
お気に入り