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フード付きケープとペティコート[左] ドレス(ローブ・ア・ラングレーズ)[右]

1790-95年頃[左] 1790-95年頃[右]

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

左のケープは、「ラモヌール(煙突掃除人)」と呼ばれたアルザス製プリントで、焦茶色の地にインド更紗風の花柄を全体に散らしている。右は花柄を全体に配したイギリス製プリントによるローブ・ア・ラングレーズ。
インド製の手描きや捺染による絵柄の綿織物インド更紗は、西欧で17世紀に知られ、大流行した。繊細で異国的なモチーフ、鮮やかな色彩の綿の捺染布は、室内装飾だけでなく、衣服用の布地としても流行する。18世紀以降、西欧に捺染産業が発達し、フランスではジュイをはじめ、アルザス地方がよく知られている。
これらインド更紗は、フランスでアンディエンヌ(インドからもたらされたものの意)、イギリスでチンツ(色とりどりの意)と呼ばれた。

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  • タイトル: フード付きケープとペティコート[左] ドレス(ローブ・ア・ラングレーズ)[右]
  • 作成日: 1790-95年頃[左] 1790-95年頃[右]
  • 作成場所: フランス[左] イギリス[右]
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Toru Kogure
  • タイプ: ドレス
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: ケープはアルザス製の焦茶地に花柄プリントの綿チンツ。プリーツの縁飾り。裏地は小花の綿プリント。ペティコートは絹サテンにキルティング。[左] 茶の平織綿に花柄の木版プリント。背中央にボーン入り。ペティコートは綿ガーゼに植物模様の全面柄を白糸刺繍。フィシューは綿モスリンに白糸刺繍。[右]
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