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欄干にもたれて池を眺めている人物図。眺めているのは池に咲く蓮の花であろう。この人物は、蓮を君子の花としてこよなく愛した、中国北宋時代の儒学者で宋学の開祖、周茂叔とみられる。このような中国の故事に基づく図は、香合にも好んで用いられ、大変ポピュラーなものだった。本作は、灰色味の強い磁器に暗くしずんだ青色をみせる染付で、大振り厚作りのざっくりとした風合いの香合。
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