読み込んでいます

ジャケット、ドレス、パンツ

山本耀司1983年春夏

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

山本初期の代表作の一つ。意識的に施された穴が、直線的な裁断によるオーバーサイズの服に静かな陰翳を作る。穴は様式化された花模様で、縁はそれぞれ丁寧に始末されているが、まるで着古したかのように見える。パリで発表された際、欧米のメディアを一斉に注目させた穴あき服の一つである。
このとき山本は「一生に一着しかない服が生活していくうちにはぎ合わされ、日や雨にさらされ、ほつれていく、無意識の美、自然の美しさを持つ服を作りたかった」と述べた。美の停滞を嫌い、それを意識しようとしない怠慢を否定しつつ、現代の日常生活に依拠した服作りを行う山本の独自の姿勢は、その後も一貫している。

一部のみ表示もっと見る
  • タイトル: ジャケット、ドレス、パンツ
  • 作成者: 山本耀司
  • ファッション ハウス: Yohji Yamamoto
  • Label: Yohji Yamamoto
  • メーカー: ヨウジヤマモト
  • 作成日: 1983年春夏
  • シーズン: Spring / Summer 1983
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
  • タイプ: ドレス
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵、田中宏氏寄贈(ジャケット、パンツ) 京都服飾文化研究財団所蔵、小山寿美代氏寄贈(ドレス)
  • 媒体/技法: 白の木綿平織りにカットワーク。
京都服飾文化研究財団

アプリをインストール

美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます

ホーム
発見
プレイ
現在地周辺
お気に入り