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立花家の人形資料のうち、他を圧してその数を誇るのが賀茂人形で、243体という一大人形群である。何といっても驚くべきはそのサイズで、最大の「犬曳き」でも6.1センチ、起き上がり中の最小「頭巾かぶり」などに至っては実に0..5センチという、まさに究極の極小サイズである。肉眼では見分け難い小ささにあってなお、面相も、また衣裳部分も、実にしっかりと丁寧に作られており、これらを弄ばれたであろう昔日の姫たちの、美しく華奢な指先までが偲ばれる資料である。
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