陰陽道の世界では、古くから方位の吉凶が重んじられている。
中でも京の都から見た、東北の方位は「鬼門」と称せられ古くから忌み嫌われてきた。
東北は「艮」と呼ばれ鬼の住む地と恐れられ、度重なる蝦夷征伐はそれを物語っている。
この「艮」の方位を司る神は、「鬼門大金神」といわれ東北地方には鬼を崇拝する伝説や風習が今も伝わっている。
ねぶた祭は、坂上田村麿の蝦夷征伐に由来するという説もあるが、昨今の東北人の活躍はすさまじく真に鬼門が解き放たれ世界に羽ばたいている感がある。
このねぶたの場面は、「鬼門」を打ち破る「大金神」の勇姿である。
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