天上界・高天原の神々より、国生みの命を受けた「伊邪那岐・伊邪那美」の二柱の神は、「天の沼矛」を賜り、天地の間に浮かぶ「天の浮橋」に立ち、泥のように漂う下界をかき回す。
すると、矛の先についた塩が滴り落ち八個の島ができた。
これを「大八州」という。
やがて、子孫・大国主命による国造りによって、「日本」が誕生した。
そして今、神代の昔から連綿と続く我日本は、世界に誇る繁栄を遂げた。
然るに、一昨年の東日本大震災、そして原発事故とそれによる二次被害など尽きぬ災いに憂いている。
今、再び日本を創生し、平和な世を築きあげたい願いを、このねぶたに込めた。